【明治維新から150年】歴史を歩き、薩長土肥を学ぶ

2018年は明治維新から150週年となる年でした。侍の世である幕府体制の終焉からまだ150年しか経っていないのには驚きです。明治維新の立役者でもある各藩のイベントも盛んに行われていましたね。

どんな藩が立役者になったのか知りたい!
薩長土肥と呼ばれている各藩じゃよ!

平成の薩長土肥連合

平成最後となる11月23日(金祝)、24日(土)に明治維新150年記念「平成の薩長土肥連合 in こうち旅広場」にふらっと寄ってみました。

 

観光会社とのタイアップのようで、各藩の有名観光地が紹介されています。

薩長土肥

薩長土肥とは、薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩のことを指します。それぞれ現在の鹿児島県、山口県、高知県、佐賀県ですね。倒幕や維新に尽力した志士のうち幕臣以外として、維新の三傑(いしんのさんけつ)、維新の十傑(いしんのじっけつ)、そして各藩では郷土の偉人としても紹介されています。これらの人物は「藩を動かした立役者」という理由で選ばれています。

維新の三傑

三傑とされている人物と主な幕末以降の出来事を書いてみました。

  • 西郷隆盛(薩摩藩):薩長同盟、戊辰戦争、江戸城無血開城、廃藩置県、西南戦争
  • 大久保利通(薩摩藩):戊辰戦争、版籍奉還、廃藩置県、岩倉遣外使節団、殖産興業や地租改正など近代産業
  • 木戸孝允(長州藩):薩長同盟、五箇条の誓文、版籍奉還、廃藩置県、岩倉遣外使節団

維新の十傑

次の人物は、新政府発足時の中心人物であり、各藩を代表する人物という点で共通していますね。歴史好きな僕でも知らない人物がいました(すみません)。

  • 西郷隆盛(薩摩藩)
  • 大久保利通(薩摩藩)
  • 小松帯刀(薩摩藩)
  • 大村益次郎(長州藩)
  • 木戸孝允(長州藩)
  • 前原一誠(長州藩)
  • 広沢真臣(長州藩)
  • 江藤新平(肥前藩)
  • 横井小楠(肥後藩)
  • 岩倉具視(公家)

以上、敬称略。

侍から民の時代への変遷は、まさに動乱の時期だね
王政復古を実現させ、現在への礎を築いた革命家じゃね
でも、維新の三傑や十傑に土佐藩の人物が含まれていないのはなぜ?
坂本龍馬、中岡慎太郎など有名な人物はいるけど、幕末期に皆さん無くなってており維新までの活躍をみることができなかったためとかじゃ。

とはいうものの、幕末〜明治にかけて活躍した人物には間違いないのと、薩長土肥が中心となって新しい時代を作っていったんですね。

 

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Usshi-

幼少期を鹿児島で過ごす、大隅半島出身のアラフォー男児。地図が大好きで鹿児島はもちろん、全国都道府県制覇も成し遂げる旅行好き。 食べることが大好きで美味しいお店や食材がすぐに気になるタイプ。 鹿児島出身なのに酒が苦手なの?とよく言われ、コップ1杯でほろ酔いになれる燃費の良さ。

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